いつでも和歌山の地ビールが飲める! 大須で飲みたくなったら喫茶アミーゴで決まり!

目次
オトナの贅沢と言えば……
平日の明るい時間帯に飲むお酒。他の人たちがせっせと働いている時間に飲むというちょっとした背徳感がスパイスとなり、いつも飲んでいるお酒よりおいしく感じることでしょう。
そこにお酒にピッタリ合うおつまみがあれば、もう言うことなし。
仕事の打ち合わせが早く終わって手持ち無沙汰になってしまった昼下がりや、久しぶりに平日に休みをもらったけど、家ではちょっと飲みづらい。
そんな方が手っ取り早くお酒にありつこうと思ったら、やっぱり居酒屋でしょうか。
ただ、昼間から空いているところが近くにあるかと言われると怪しいところ。バーは何だか肩肘張る感じがしてしまって、しっぽりとは飲めなさそう。
しかし、平日の昼間でもお酒が飲めて、お酒に合う料理を提供してくれる夢のようなお店があったんです。
平日も休日も、大須に来たら喫茶アミーゴで軽く一杯
地下鉄鶴舞線・名城線「上前津駅」の8番出口から歩くこと1分、そのお店はありました。
大須の商店街から僅かに外れたところに立っているおかげで、穴場スポットになっています。
打放しのコンクリートに植物の緑が映える、シンプルながらもオシャレな店構えです。
こんなところで昼間から飲めたら最高ですね!
センスの良い外観通り、内装も期待を裏切りません。
白い壁と赤いカウンター、そして木の温もりも感じられるモダンな雰囲気で統一されています。
つくりは喫茶店そのものなのに酒瓶とグラスがいっぱい並び、ワインセラーやビールサーバーまで客の目の届くところに置かれている辺り、バーのような雰囲気も感じられます。
自家製のかわいらしいクッキーも販売しています。
カウンター席とテーブル席がありますが、小ぢんまりしたお店ですので席数は少なめです。4組も入れば満員になってしまいます。
何時間も本を読んだり仕事をしたりしながら過ごす方もいれば、普通の喫茶店感覚で買い物ついでにお茶を飲みに来る方、サッと飲んでいかれる方など、人それぞれの喫茶アミーゴの使い方があるようです。
金曜日と土曜日には比較的多くお客さんが入るそうで、日暮れまでに混雑のピークを迎えるとのこと。
混雑する時間を外したいなら早めに入店するか、陽が落ちてから飲みに行くか。このどちらかをオススメします。
お店イチオシ! お酒をより愉しめるメニューの組み合わせ!
お店はマスターと料理担当の二人で切り盛りされています。
コンセプトはズバリ、「昼から飲める喫茶店」。家庭料理に近い感覚で食べられて、そのついでにちょっと飲めるようにメニューを考えているんだとか。
アルコール類を提供しているカフェは珍しくありませんが、定番メニューとしてお酒を全面に押し出しているお店はあまり見かけません。
また、開店から14時までをランチタイムとし、カフェタイムを挟んでディナータイムという流れでそれぞれメニューを分けているカフェがほとんどでしょう。
しかし、そこは「昼から飲める喫茶店」がコンセプトのお店。お客さんによってニーズがよって違うこともあり、いつ来ても好きなものをオーダーしてもらえるよう、昼夜を通してメニューは据え置きになっています。
どれだけ長居してもテーブルチャージが発生しないのも嬉しいポイントです。
では、ここからはお店がオススメする「お酒を愉しむためのメニューの組み合わせ」を紹介していきます。訪れた時はぜひオーダーの参考にしてください。
ビールのお供は自慢のホットドッグで
看板メニューとして真っ先に掲げているのはナギサビール樽生(200ml/500円、400ml/800円)。
これを名古屋でいつでも飲めるのは喫茶アミーゴだけなんだそう。こちらのアメリカン・ウィートは小麦入りの爽やかな味わいとスパイシーな香りが特徴で、どんな料理にも合わせやすいとのこと。
ここは香ばしいホットドッグと併せていただきたいですね。
お店自慢のホットドッグはアミーゴドッグ(500円)と名づけられ、パリッとした食感のパンにキャベツのバター炒めとソーセージを挟み、上からブラックペッパーをまぶした逸品です。
ソーセージはアキタハム、パンは大須ベーカリーのパンを使用。もちろんビールとの相性はバツグンです。人目を憚らず、思いっきり齧りつきましょう。

ナギサビール樽生・アメリカンウィートとアミーゴドッグ
白ワインでまずはおつまみを、赤ワインは〆にチーズケーキと一緒に
ワイン好きは自然派ワインを愉しみましょう。
まずは白ワインをおつまみと一緒に味わい、食後はチーズケーキを赤ワインでいただくのはいかがですか?
喫茶アミーゴはしっかり食べられるメニューも充実していますが、おつまみやデザートの品数もかなり豊富。
今回は、ワインに合う3品をチョイスしていただきました。
【おつまみ】
- ママンの鶏レバー煮 300円
- ポテトサラダ 300円
- 自家製とうふの味噌漬け みょうが大葉添え 300円

おつまみ3種とグラスワイン(白)
レバーが苦手な人にも食べやすい柔らかな鶏レバー、隠し味のディルで爽やかな風味に仕上がっているポテトサラダ。そして、しっかり漬かったチーズのような味わいの豆腐の味噌漬け。ついグラスに手が伸びる最強の組み合わせでした。
よく見るとお皿もなかなか凝っていますね。飲食に夢中になっていると見落としがちですが、さりげなく料理のグレードを引き立てているように感じます。
おつまみは一品ずつではなく、以下のように盛り合わせでオーダーすることも可能です。
- 600円(いろいろ少しずつ)
- 1000円(ちょっと豪華に)
一人飲みの時は控えめに600円の方で、誰かと飲む時はちょっぴり欲張って1000円の方でオーダーしてみましょう。
一通りおつまみを平らげて酔いが回ってきたら、そろそろデザート、ゴルゴンゾーラのチーズケーキ(550円)の出番です。
ケーキに蜂蜜がかかっていますが、ケーキ自体の甘さがかなり抑えられているので純粋にチーズの風味と塩気を楽しめます。
添えられているキウイフルーツも齧りつつ、赤ワインとともにちょっと贅沢にいただいて〆ましょう。

ゴルゴンゾーラのチーズケーキとグラスワイン(赤)、アミーゴブレンド
いかがでしたか? 喫茶アミーゴでは他にも様々なお酒を取り揃え、カクテルのリクエストも可能です。
もちろん喫茶店としてコーヒーにもこだわっています。苦味が少なく、スッキリした味わいが楽しめるアミーゴブレンド(400円)は、これまた料理に合わせやすい飲み物です。お酒が苦手な方はこちらでオススメのメニューをご堪能ください。
料理とお酒、そしてコーヒー。ぜひあなた好みの組み合わせを見つけて「喫茶アミーゴ通」になりましょう。
喫茶アミーゴのちょっとイイ話
喫茶アミーゴは昨年4月にオープンしたばかり。つまり、まだ1歳になったばかりの若いお店――
――のはずなのですが、「喫茶アミーゴ」という名前のお店はそれより前からずっとこの場所にあったというのです。
平成元年、大須に一軒のビルが立ちました。そこの一階に、最初に入った喫茶店の名前が「喫茶アミーゴ」でした。
以来、何度もオーナーが代わりながらも店の名前は受け継がれてきたそう。
さて、今度はどんな風に愛されていくのでしょう。
店舗情報
- 052-262-6750
- 15:00~22:00
- 水曜定休
- 13席
- 完全禁煙(店外に灰皿有り)
- 予約可(貸切についても応相談)
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