夏バテ解消に効く野菜料理がいっぱい! 自然の薬箱 カフェ&キッチン

冷えた体を食事でいたわろう!
「最近夏バテ気味で食欲がなかったけど、おかげで体重が落ちてラッキー!」……なんて喜んでいる方、いらっしゃいませんか?
夏バテは体が環境に対応できていないサイン。今の時期は、外へ出ればうだるような暑さにさらされる一方、家の中やスーパーマーケットの青果コーナーでは冷房がガンガンに効いています。
こうした温度変化に体が対応できず、引き起こされるのが夏バテです。
また、特に女性は男性に比べて冷え性になりやすいといいます。元々体が冷たい人が、さらに体を冷やすことは夏バテを呼び込むことになりかねません。
冷たいものを飲んだり食べたりしたくなる気持ちをぐっと抑えて、体を内側からいたわりましょう!
自然の薬箱 カフェ&キッチン
ということで今回ご紹介するのは、名古屋市千種区にある自然の薬箱。一年を春・梅雨・夏・秋・冬の5つに分け、それぞれの季節に応じて体をケアする薬膳メニューを提供している、ちょっと変わったレストランです。
1階は漢方相談薬局になっており、漢方薬の処方の他、管理栄養士があなただけのために食事のカウンセリングも行っています。レストランは2階にあります。どことなくアジアンテイストの内装が涼しげです。
ヘルシーなメニューも相まって、幅広い世代の女性客に人気のようです。お一人様でも気の合う女友達とでも、どんなシーンにも利用できそうな雰囲気があります。
自然の薬箱では地産地消にこだわり、その中でも常に旬の食材をセレクトしています。自然の力でからだの中から美しくというお店のコンセプトに基づいた、野菜たっぷりの薬膳料理が楽しめます。
「旬の野菜をいっぱい食べることって、やっぱりちゃんとした意味があると思うんです」。
そう語ってくれたのは、自然の薬箱の頼れる料理人・浅井秀信さん。
「冷たい飲み物では体を急激に冷やし、必要な熱まで下げてしまいますが、夏野菜は無理なく熱を逃しながら水分を補ってくれます。昔の人が畑仕事をしていても熱中症になりにくかったのは、夏野菜を食べていたからなんです」。
野菜づくしのヘルシーランチ
そんな野菜自慢の自然の薬箱のメニューの中でも、お野菜たっぷりランチ(1500円)は人気のランチメニューの一つです。
メインディッシュは週替りで、お魚料理とお肉料理のどちらかを、ご飯は雑穀米か全粒粉パンのどちらか選べます。お肉料理の場合は+200円です。またメインディッシュをお野菜料理に変更できる他、+1000円でお魚・お肉料理の両方を付けることもできます。
今回のメニューはこちらでした。
・旬の野菜サラダ(食べるドレッシング2種類付き)
・季節の野菜スープ(ナスのスープ)
・小さなおかず2品(カボチャの金平、夏野菜のカレー風味)
・メインディッシュ(カンパチのポワレ オクラとめかぶのソース)
・雑穀ご飯
「やっぱりお越しになったからには、いっぱい野菜を食べていただきたいですから」と浅井さん。
ゴロッとカットされた野菜、そのままでも食べられるドレッシング。スープもメインディッシュも、野菜が使われていない料理は出てきません。夏場でもお水ではなく、湯気の立ち上るホットなお茶が提供されますが、これも飲み物で体を冷やさないためとのこと。料理の一つひとつに、体への気遣いが顔を覗かせています。
この夏は、自然の薬箱の薬膳メニューをお試しあれ!
プロが教える楽チン夏野菜レシピ!
家でも食材の持つ効能を意識して料理することで、食生活を改善することができます。
なんて頭では分かっていても「暑くてだるくて、手のこんだ料理なんて作る気になれない」。そんな日もあるでしょう。
でも、例えばサラダに一工夫するだけでも体をいたわるメニューになるんです。
浅井さんのオススメはトマトときゅうりたっぷりのサラダ。
トマトで熱を冷ましつつ、きゅうりで水分を補える理想的な組み合わせです。お好みで他の野菜も入れましょう。最後に刻んだしょうがとみょうがを乗せて、じんわり体をあたためる食材を置くのもポイントです。
サラダ以外に、冬瓜の煮物もオススメだそうです。お店を訪れた際は、こうしてお家でもできるレシピを訊いてみるのもいいかも知れませんね。
店舗情報
- 愛知県名古屋市千種区今池1-2-7 2F
- 052-734-3037
- 11:00~21:00(ラストオーダー20:00)
- 水曜定休
- 予約可、貸切可
- 38席
- 完全禁煙
- 駐車場なし(近隣にコインパーキング有り)
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