
6月の風物詩といえば、紫陽花(あじさい)。
初夏を彩る代表的な花として人気の花のひとつです。
名古屋市昭和区にある「鶴舞公園」は、四季折々の花が見られるスポットとして名古屋市内でも有名で、この時期は紫陽花を見に市民の人々がおとずれます。
あじさいの散歩道がオススメ
鶴舞公園の南側、野球場の西に位置する「あじさいの散歩道」では、約2,300株もの紫陽花が植えられ、6月始めから6月下旬頃までが見頃。
咲き始めの葉の色に近いクリーム色から、日数とともに、水色・青・青紫・赤紫(ピンク)と花の色が変わっていく様子に、梅雨の季節の楽しみが感じられます。
紫陽花の名前の由来は諸説ありますが、一説には「藍色が集まったもの」という意味の「あづさい(集真藍)」から名付けられたと言われます。
また英名のハイドランジア(Hydrangea)は、ギリシア語の「水の器」が語源。
梅雨の季節に、雫がしたたる紫陽花とその色の移ろいを眺めて季節を感じてみてはいかがでしょうか?
名古屋を代表する公園
鶴舞公園は、明治42(1909)年に、名古屋市が設置した最初の公園として開園し、平成21(2009)年には開園100周年を迎えた名古屋を代表する総合公園です。
サクラ、バラ、ハナショウブなどの花の名所として、また緑豊かな憩いの場、スポーツやレクリエーションの場として市民の皆さんに親しまれています。
園内には噴水塔、普選記念壇(ともに市指定文化財)や奏楽堂、鶴々亭など歴史的な施設もあり、平成21年7月23日には、公園のほぼ全域が国の登録記念物として文化財に登録されました。
その鶴舞公園の一角、名古屋市緑化センターは、緑化に関する知識の普及と市民 の意識の高揚を図り、緑豊かなまちづくりを推進する拠点施設として、鶴舞公園内 に昭和55年5月15日開設されました。
周辺には樹木見本園を配し、家庭や事業 所緑化の参考となるよう各種樹木が植栽されています。
また、館内には、専門の相談員によるみどりの相談コーナーのほか、展示室や講習室、グリーンサロン(温室)などがあります。
あじさい展詳細
- 日程:2017年6月10(土)、11日(日)
- 時間:9:00~16:30
- ※11日は16:00まで
- 出展者:稲沢植木研究会
- 会場:鶴舞公園内・緑化センター1階展示室
イベント内容:様々な種類の紫陽花の展示が見られ、気に入った花苗もその場で購入できます
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